【Unity道場15】アセットストアマニアクス2016 冬の陣 に参加しました
- 参加したのでメモ(ˊ꒳ˋ*)
- 参加して良かった… PostProcessingStackは即座に使って行きたい
概要
- 紹介するアセットを組み込んだサンプルゲームを見ながら解説 (Vuforial以外)
- モバイルを想定したアドベンチャーゲーム
- ポイント&クリック (タップした所に移動)
- フィールド上のクリスタルを全部ゲットしたらクリア
Easy Touch
- ミッション: カメラの操作ができるようにしよう
- タップで移動
- スワイプでカメラ移動
- ピンチで拡大/縮小
次回のUnity道場はゲームを作りながらアセットストアの素敵なアセットを紹介していきます。まずはEasy Touchで簡単にスワイプやピンチズームを実装 #unity道場 pic.twitter.com/Ak9XRtUKF9
— Yusuke Ikewada (@ivoryfunc) 2016年12月1日
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/3322
- 入力周りの痒い所に手が届くプラグイン
- EventSystemで出来ない事を軽々とやってのける
- EventSystemの拡張ではない
競合との比較
- Input.Touches / FingerGestures
- 下準備等せずに直ぐに使える
- Quick* コンポーネントが便利すぎる
- QuickTap / QuickDrag … etc
- 1つ購入するならこれが個人的にオススメ
メモ
- オブジェクトに付けるには「Quick*」コンポーネントを使う
- 画面全体にインタラクションを起こすにはデリゲートに追加
EasyTouch.On_Drag += OnCameraRotate;
- Gesture を利用可能 (移動距離等を検出可能
- UnityEditor上でもスマホの動作をシミュレート可能
- optionキーを押すともう一つの指を固定でシミュレート (ピンチ等)
- controlキーを押すともう一つの指を追従してシミュレート (2本指スワイプ等)
ProBuilder
- ミッション: ものを増やしてシーンを華やかにする
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/3558
- SketchUpライクなモデリングツール
- 簡単なモデリングからレベルデザインまで
- モデリング知識が無くても直ぐに使える
- アーティストよりもむしろ、レベルデザイナー/プランナーさんに協力にオススメ
Pro vs Basic
- Basicは無料
- Proは面毎にマテリアルを指定出来る (素晴らしい)
- ProはUVが使える
- モデリング機能が充実
- ミラー/マージ/ループカット/サブディビジョン … etc
- ソースコードが公開されている
- .objファイルの書き出し
メモ
- リパブリックのプロトタイプもProBuilderで作っていた
Final-IK
- ミッション:ボタンを押すアニメーションを追加しよう
Final IKでランタイム上でIKを実現させ、ボタンを押すアニメーションをつけたり #unity道場 pic.twitter.com/0RLqBR88Di
— Yusuke Ikewada (@ivoryfunc) 2016年12月1日
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/14290
- IKをランタイムで実現させる者
- IKとは?
- 先端を元にボーンを動かすもの
- 人はモノを取る時に肩肘手首指の関節を使うが、それらをどのくらい動かすか意識する事は無い
- IKも同様に、先端から順番に曲げる関節を決める方法 (逆はFK)
- ランタイム上でIKが必要な例
- 銃をターゲットの方向に正確に向ける
- 大きさのスケールする箱を抱えて運ぶ
- キャラクター同士が手を繋ぐ
実装
- 高機能のアセットだが、試すだけなら簡単
FullBodyBaipedIK
コンポーネントをPlayerにアタッチRightArm
を向ける位置 (Targetとなるオブジェクト) を選択PositionWeight
を上げるとTargetに向けて手を伸ばす
シネマティックイメージエフェクト
- ミッション: 視覚効果を与えて画面をリッチにしよう
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/51515
- いわゆるポストエフェクト (Unity上ではImageEffect)
- 次世代の公式ポストエフェクト
- 定番のイメージエフェクトを網羅
- モバイルにも対応 (一部重い)
- VRにはちょっと難しいものが多い
- できればアセットストアではなく、Bitbucketから落として使おう
- 最新版はAssetStoreにはない
PostProcessingStack
- 本命はこっち
- コンポーネントを一つにまとめあげたもの
- まとめられた分、個々のモジュールのコストが安い
- コンポーネントの順番を気にしなくて良い
- パラメータがScritableObjectで管理して、状況に応じて入れ替える事がかな
公式イメージエフェクト
- 基本的にはPostProcessingStackを推奨
- シネマティックイメージエフェクト: 順番をあえて変えたい場合
- StandardAssetにある旧イメージエフェクト: 特殊なエフェクトを使いたいときのみ
- FishEye … etc
Depth Of Fieldを他の方法で実現
- LensAberrations
- Vignetteを有効にすれば似たような演出を作れる
- 重さが格段に違う
Shader Forge
- ミッション: 光るエフェクトのクオリティを上げよう
Shader Forgeでキラキラ光るエフェクトシェーダをサクッと実装 #unity道場 pic.twitter.com/1aH5aQ3PqH
— Yusuke Ikewada (@ivoryfunc) 2016年12月1日
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/14147
- Vertex/Fragmentシェーダを手軽に書くことが出来る
- シェーダに関する知識が殆どなくても使える
- モデル用のみならず、2D/パーティクル/ポストエフェクトもいける
- リファランスが充実しており、情報量が多め
- カスタムCGINCが読み込めないのはちょっと残念
- ShaderForge入門はUnity道場で実施済み
TypefaceAnimator
- ミッション: UIテキストをアニメーション指せよう
Typeface Animatorで流れるようなテキストの動きをつけて #unity道場 pic.twitter.com/G3UkHA9O1x
— Yusuke Ikewada (@ivoryfunc) 2016年12月1日
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/37445
- UI.Textをアニメーションさせるアセット
メモ
- 一旦Loopした上でゲームを実行して編集するのが良い
- 再生を止めると変更が破棄される
- CopyComponentしつつ停止後にPasteComponentValuesするのがオススメ
Text Mesh Pro
Text Mesh Proでフォントをロゴのように加工してみることも #unity道場 pic.twitter.com/S1E7Ib7zE3
— Yusuke Ikewada (@ivoryfunc) 2016年12月1日
アセット
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/17662
- テキスト周りを大幅に強化
- uGUIのコンポーネントとして使うか、スプライトとして使うか選べる
- 拡大しても劣化しない
- テクスチャアトラスを補間してスムーズにレンダリングしているっぽい
- アトラスが小さいとがたがたになる
- Unity上でポリゴン生成している訳ではない
- 禁則処理/グラデーション/UVアニメーション/リッチテキスト機能 … etc
Vuforia
- https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/74050
- マーカーベースのAR開発環境
- 最初にウェブサイトからディベロッパー登録/マーカー登録が必要
- 認識と追従性はかなり容易
- VuMark: ロゴの一部にバーコードを入れる等で特徴点が小さいものにも対応可能に
- TextRecognition: 文字認識機能もある
- 複数のマーカーの同時認識も可能
トピック
- Unityと正式にパートナーシップ締結を発表
- 2017年春にはUnityにインテグレートされる予定
- アセットストアからもDL可能になった
- ライセンスが変わった
- https://developer.vuforia.com/pricing
- 499ドルのワンタイム / 月額99ドル … etc