AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展 / Unity道場 Timeline入門ワークショップ に行きました
📝8/4(土)に六本木近辺に行ってきたメモです
AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展
AUDIO ARCHITECTURE は デザインあ の音楽も担当している cornelius の小山田圭吾さんが作曲された楽曲に対し、9組のアーティストが映像作品を手掛けるという内容の展覧会です。場所は六本木の東京ミッドタウン敷地内にある 21_21 DESIGN SIGHT 。
来ました pic.twitter.com/2mb29wY4xD
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
超巨大スクリーンに映し出される映像。ここでは9組のアーティストの映像が順番に再生されていました。驚いたのは壁だけでなくステージ床にも投影されており、そこには自由に立ち入って良いとのこと。中にはあたかも参加者が入り込むことで姿を変えるような作品もあり「自由に楽しみを獲得できる空間」のように思えました。
ステージ床もスクリーンになっていて人が立てるようになっている。立った人は作品の内側に入り込んでるし、それを見てる人は立っている人も含めて作品として見れる。インタラクティブだ。 pic.twitter.com/KMgOZT82HT
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
実際にステージに上がってみるとこんな感じ
内側に入り込む pic.twitter.com/8GqqsOdkCV
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
巨大スクリーンで再生されていたアーティストの映像は、別のエリアで個別に見ることが出来ます。参加者が体験できるものもありました。
シンプルながら幾何学的な模様が印象的な Layers Act という作品は、2枚の透明フィルムの組み合わせを動かすというシンプルな仕組みで作られていました。会場にもフィルムが置いてあり、自分の手で動かして「あなただけのバージョン」を作ることが出来ます。
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
JIDO-RHYTHM という作品。これはiPhone向けのアプリとしてリリースされており、自撮りすると音楽と顔の動きに連動してエフェクトが再生されるというもの。「あなただけのインタラクティブなミュージックビデオ」というコンセプトがすごいキャッチーで良い。ちなみにコチラはUnityで作られているそうです。
JIDO-RHYTHM - 自撮りMusicVideoアプリ
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
また Made with Unity でも紹介されていましたが、オンガクミミズ という作品もUnityで作られているとのこと。こっちは自分の実力不足でどうやって作られているのか全く分からない。
他にも 水尻自子さんによる柔らかで艶かしい官能的な寿司 は必ず脳に刻み込まれるはずです。様々なアーティストによる独特の世界観は、クリエイターであれば創作の着想のヒントになると思います。Unityの池和田さんも ツイート していましたが、「自分ならこの音楽/この歌詞に対してどういう風に作るんだろう」と考える楽しみもありました。10月までやっているので、興味湧いた人はぜひぜひ! (大体1時間前後で見終わります / 土曜日は11時くらいから徐々に混み始めたので10時の開場と同時くらいに見始めるのがオススメ)
刺激受けました! #AUDIOARCHITECTURE pic.twitter.com/70tc3lXBcP
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
Unity道場 Timeline入門ワークショップ
その足で六本木一丁目まで行き、Unity道場に参加してきました。
内容はTimelineのワークショップで講師は 椿さん と ntnyさん 。 お二人は Unite2018 でも 2D関連の公演 をされており、また Twicth でも良くゲーム制作やUnity1Weekの実況の放送をされています。
機能説明 / 手本 / 手を動かす というフローでいくつかの機能を紹介されていましたが、これが非常に分かりやすく良かったです。特に資料に含まれていた手本の動画が良くて、 「進捗の早い人は次の単元に進める」「進捗の遅い人も動画を見返しながら進めることができる」 ということが出来たのが素晴らしかったです (用意するの大変だったと思いつつ...)
予めProBuilderでモデリングされたステージとユニティちゃんが含まれるプロジェクトも配布され、そこにTimelineで演出を付けていくような中身でした。
Timelineアセットを作成してPlayableDirector付きのGameObjectを生成、Timelineウィンドウを表示するところまで #Unity県人会議 #Unity道場 pic.twitter.com/vwIfcqFq71
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
TimelineにAnimationTrackを追加してTrackの対象にユニティちゃんを追加 / Add From Animation Clipで任意のClipを追加し、長さを調整 / ブレンドも可能 #Unity県人会議 #Unity道場 pic.twitter.com/Kg5WYeAuI1
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
Animationを上書きしたい場合 OverrideTrackを使用する / Easing を利用してブレンドすることも可能 #Unity県人会議 #Unity道場 pic.twitter.com/UpDlIscrCz
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
OverrideTrackは使用したことがなかった...!! 特定の演出時に座標移動させるのにTimeline上で調整する方法は非常に便利そう。
ClipをダブルクリックするとAnimationウィンドウが表示されてその場にキーやカーブを設定できるのが便利 #Unity道場 #Unity県人会議 pic.twitter.com/qq37B8HJrA
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
(OverrideTrackで) 座標の移動のアニメーションをTimeline上でRecordingする / Convert To Clip Track で Clip に変換することで再生タイミングの調整が楽になる #Unity県人会議 #Unity道場 pic.twitter.com/cOzin0qCdO
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
GameObjectを選択して上部メニューから GameObject -> Align With View を選択することで現在Sceneの表示と合うように座標/角度を移動できる #Unity道場 #Unity県人会議 pic.twitter.com/O17SBnUe7c
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
最終的な成果物はこちら。 CinemachineのVirtualCameraを複数用意してTimeline上でブレンドすることでカメラのスムーズな切り替えが行えることを知りました。
今回の成果物です #Unity道場 #Unity県人会議 pic.twitter.com/PVs0darCUZ
— 青木とと(ˊᗜˋ*) (@lycoris102) August 4, 2018
時間がなくて Control Track
周りまでは触れる時間があまりなかったとのことですが、Chinemachine + Timelineの有効な使い方を学ぶことが出来たのが個人的に収穫でした。ただ Chinemachine 周りは設定項目も多く、どうすれば理想のカメラワークになるのか、みたいなところを追求するとまだまだ学ぶことが多そう。
椿さん、ntnyさん、ありがとうございましたー!