ぷらこあ

ゆるふわゲームクリエイター / イベントオーガナイザーを目指してます

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展 / Unity道場 Timeline入門ワークショップ に行きました

📝8/4(土)に六本木近辺に行ってきたメモです

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ

www.2121designsight.jp

AUDIO ARCHITECTURE は デザインあ の音楽も担当している cornelius小山田圭吾さんが作曲された楽曲に対し、9組のアーティストが映像作品を手掛けるという内容の展覧会です。場所は六本木の東京ミッドタウン敷地内にある 21_21 DESIGN SIGHT

超巨大スクリーンに映し出される映像。ここでは9組のアーティストの映像が順番に再生されていました。驚いたのは壁だけでなくステージ床にも投影されており、そこには自由に立ち入って良いとのこと。中にはあたかも参加者が入り込むことで姿を変えるような作品もあり「自由に楽しみを獲得できる空間」のように思えました。

実際にステージに上がってみるとこんな感じ

巨大スクリーンで再生されていたアーティストの映像は、別のエリアで個別に見ることが出来ます。参加者が体験できるものもありました。

シンプルながら幾何学的な模様が印象的な Layers Act という作品は、2枚の透明フィルムの組み合わせを動かすというシンプルな仕組みで作られていました。会場にもフィルムが置いてあり、自分の手で動かして「あなただけのバージョン」を作ることが出来ます。

JIDO-RHYTHM という作品。これはiPhone向けのアプリとしてリリースされており、自撮りすると音楽と顔の動きに連動してエフェクトが再生されるというもの。「あなただけのインタラクティブなミュージックビデオ」というコンセプトがすごいキャッチーで良い。ちなみにコチラはUnityで作られているそうです。

JIDO-RHYTHM - 自撮りMusicVideoアプリ

また Made with Unity でも紹介されていましたが、オンガクミミズ という作品もUnityで作られているとのこと。こっちは自分の実力不足でどうやって作られているのか全く分からない。

madewithunity.jp

他にも 水尻自子さんによる柔らかで艶かしい官能的な寿司 は必ず脳に刻み込まれるはずです。様々なアーティストによる独特の世界観は、クリエイターであれば創作の着想のヒントになると思います。Unityの池和田さんも ツイート していましたが、「自分ならこの音楽/この歌詞に対してどういう風に作るんだろう」と考える楽しみもありました。10月までやっているので、興味湧いた人はぜひぜひ! (大体1時間前後で見終わります / 土曜日は11時くらいから徐々に混み始めたので10時の開場と同時くらいに見始めるのがオススメ)

Unity道場 Timeline入門ワークショップ

その足で六本木一丁目まで行き、Unity道場に参加してきました。

kenjin.unity3d.jp

内容はTimelineのワークショップで講師は 椿さんntnyさん 。 お二人は Unite2018 でも 2D関連の公演 をされており、また Twicth でも良くゲーム制作やUnity1Weekの実況の放送をされています。

機能説明 / 手本 / 手を動かす というフローでいくつかの機能を紹介されていましたが、これが非常に分かりやすく良かったです。特に資料に含まれていた手本の動画が良くて、 「進捗の早い人は次の単元に進める」「進捗の遅い人も動画を見返しながら進めることができる」 ということが出来たのが素晴らしかったです (用意するの大変だったと思いつつ...)

予めProBuilderでモデリングされたステージとユニティちゃんが含まれるプロジェクトも配布され、そこにTimelineで演出を付けていくような中身でした。

OverrideTrackは使用したことがなかった...!! 特定の演出時に座標移動させるのにTimeline上で調整する方法は非常に便利そう。

最終的な成果物はこちら。 CinemachineのVirtualCameraを複数用意してTimeline上でブレンドすることでカメラのスムーズな切り替えが行えることを知りました。

時間がなくて Control Track 周りまでは触れる時間があまりなかったとのことですが、Chinemachine + Timelineの有効な使い方を学ぶことが出来たのが個人的に収穫でした。ただ Chinemachine 周りは設定項目も多く、どうすれば理想のカメラワークになるのか、みたいなところを追求するとまだまだ学ぶことが多そう。

椿さん、ntnyさん、ありがとうございましたー!