とらわれの姫
ことはじめ
- 電車の隙間から景色を見てた
- そういえばこの隙間から切符落としたことあったなー
- そういえば漫画やアニメだと檻や牢獄の隙間から暗号化した手紙やキーアイテムを落として情報や居場所を伝えたりするよなー
- 内通者が鍵を握るゲームってありなのでは
- 弱者が内通者と組むことによって強者に勝つ展開って熱いのでは
というフローを踏んで考えたやつ。完全に一夜城。
登場人物/役割
- 魔王: 魔物を使って世界を征服しようとする魔王、手始めに王国の姫をさらう
- 囚われの姫: 囚われの姫、礼儀正しく美しく、しかしその内心を知る者は居ない
- 軍団長: 国を守る騎士達を束ねる長、姫にぞっこん
必要な道具
- 役割カード 3枚
- 姫カード 5枚
- 魔物カード 30枚
- 人物カード 30枚
- 仕切り(城) 1つ
ルール
(0) 役割を決める
- 3人が役割カードを引き、役割を決める
- 魔王/姫/軍団長
(1) [姫]良い姫 or 悪い姫?
- 姫は姫カードを1枚引く
- 4枚の良女カードと1枚の悪女カード
- 引いた姫カードは、ゲーム終了時 or 悪女指摘時まで誰にも公開しない
- 良女は軍団長をサポートし、人間サイドの勝利を目指す
- 悪女はバレないように魔王をサポートし、魔王サイドの勝利を目指す
(2) [魔] 侵略の為に魔物を配置する
人間よりも凶暴で繁殖性の高い生き物(30 枚)
1) ターンの始めに5枚引く
- 2) コスト10を使って好きなだけモンスターを配置する (コストは持ち越さない)
- ただし仕切りを使って軍団長には見えないようにする / 姫には見せる
- 3) 配置したモンスターは姫のみが確認することが出来る
- 4) 残った手札は次のターンに持ち越すことが出来る
(3) [姫] 軍団長に手紙を渡す
- 配置されたモンスターの情報を軍団長に伝える
伝達ルール
- 必ずメモ帳に書き、基本は軍団長以外には見せない(一部例外あり)
- 1ターンにカタカナ5文字以内の3単語でしか伝達出来ない
- 枚数可/種族可/名前可/配置する兵士名可/雰囲気可、何でもあり
- 亜種ルールで絵による伝達もあり
- 嘘をついても良い (むしろ悪女は嘘を付くことを推奨)
検閲
- 魔王はゲーム中1度だけ手紙を検閲することができる
- 検閲された手紙は軍団長の手には渡らない
悪女指摘
- 軍団長は手紙を読み終わったタイミングで悪女指定が行うことができる (しなくても良い)
- 悪女指定が当たれば、軍団長のこのターンの配置コストが5上がる
- 悪女指定が外れれば、軍団長のこのターンの配置コストは2下がる
- いずれの場合も次のターン以降は姫は手紙を渡すことは出来ない
(4) [人] 姫の情報を基に兵を配置する
魔物よりも力は弱いが知恵で弱点を突ける勇敢な人間達(30枚)
1) ターンの始めに5枚引く
- 2) コスト10を使って好きなだけ人間を配置する (コストは持ち越さない)
- 3) 残った手札は次のターンに持ち越すことが出来る
(5) [魔vs人] 戦闘開始
- 1) 互いに配置したカードを公開する
- 2) 人間サイドから特殊効果を発動する
- 3) 魔物サイドの特殊効果を発動する
- 4) 残ったモンスターの攻撃力を足す
- 5) 攻撃力の多い方が勝ち、上回った分をポイントとする
- 6) 同時に各ターン毎の勝敗も記録しておく
(6) (2)〜(5) を5ターン分繰り返す
(7) 勝敗
- 5ターンの合計ポイントの多い方が勝ち
- 合計ポイントが同数であれば、5ターンの内勝利回数が多い方が勝ち
- 姫は悪女なら、悪女指定されないかつ魔王の勝利であれば一緒に勝利
- 姫は良女なら、悪女指定されないかつ軍団長の勝利であれば一緒に勝利
(8) ポイント
魔王
- いかに姫に読まれても大丈夫な配置をするかが肝
- 良さそうなカードは蓄積して検閲と同時に後半に使用して一気に攻めるのが良い
姫
- 良女であれば、如何に被害を最小限できるか
- 悪女であれば、如何に良女を偽りながらギリギリの伝達が出来るか
軍団長
- 基本的には姫を有効活用して弱点を突いていくしか無い><
メモ (@minakamikei thx!!)
- コンセプトを明確にする。戦略系? カジュアル系?
- ただし本気で「戦略系」に倒すなら「(曖昧さを持つ)伝言要素」とのシナジーを強く検討すべき
- 姫のゲームに対する当事者意識が弱そう?
- (悪女要素に対して)疑う系のゲームは自分も疑われるから楽しめるが、このゲームは姫が一方的に疑われる