ぷらこあ

ゆるふわゲームクリエイター / イベントオーガナイザーを目指してます

⭐️卒業します🌸

この度、2年4ヶ月勤務した株式会社キッズスターを5月末で退職(卒業)します。本日最終出社日でした。

なんで退職するの?

チャレンジしたい領域に対し、チャレンジする機会を得たからです。

新卒で仕事を始めてから現在に到るまで7年間、エンジニアとして働いていました。その一方で高校~大学時代からイベントの企画/運営に興味があり、就職してからも Gotanda.unity 等の勉強会を楽しくやらせていただいておりました。今回チャレンジする領域というのはこの所謂イベント業 (企画/運営に携わる業務全般) となります。

勿論、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の情勢もあり、イベントに対する風当たりは依然として強いものがあり、この環境は暫く続くものと考えられます。そんなご時世だからこそ、イベント/勉強会に対する需要 (インプットやアウトプットに対する要求) は多く存在している認識ではいるので、オンラインでのアクティビティ含めやれることを頑張ります。

企業名はパブリッシュしていいのか分からないので、とりあえずそっとしておいてください。その内恐らくちゃんと言います。

キッズスターはどうだったの?

個人的には相性のいい会社で、非常に居心地良く過ごすことが出来ました。

働く環境について

コロナの関係でリモートワークが流行りましたが、それ以前からキッズスターはリモートワークを実施していました。具体的には週3回は8:30~17:30でリモートワークさせていただいてましたが、これは自分が特別なのではなく他の方も同様の働き方をしていました。キッズスターの社員の半分くらいは家庭持ちで、家族と過ごす時間をとても大切にしてくれました。自分の家は共働きなのですが、リモートワークの人は自分がご飯を作ることが多くなりました🍚臨機応変な就労形態であったことに本当に感謝しています。

キッズスター でやったこと

ごっこランド開発

www.youtube.com

主に「ごっこランド」という知育アプリのパビリオンと呼ばれるコンテンツ作成のUnityエンジニアとして携わっていました。新規リリースで6本 (加えて改修やプロトタイプの作成、未リリースのものもあり) のパビリオンを作成しました。短期的に成果物がリリースできるということ、忌憚なくコンテンツに意見を言えるような環境ということもあり、非常に楽しくものづくりをすることが出来ました。

開発合宿

企画・場所の確保・運営をやっていました。開発合宿といっても宿泊するわけではなく、3時間の勉強会を実施 (+打ち上げ) の流れをそういう風に総称しているだけです。キッズスターは多くのパビリオン開発が並行して動く中、設計や実装をパブリッシュする機会がそう多くありませんでしたが、開発合宿は情報共有およびパートナーさんとのコミュニケーションの場として機能させることが出来ました。

社内LT大会

同様に職能を跨いで、メンバー同士での学びやパーソナリティを知る機会が少なかったので社内でLT大会を実施しました。「子ども向けアプリの開発ノウハウ」「趣味の話」など、多くのトークをしていただき、非常に有意義でした。

ふりかえり改善施策

セクションを跨いで隔週で実施してたレトロスペクティブに関しても関与していました。

ゲームデザイン/開発に関するドキュメント作成

めちゃくちゃ自信があるという分野ではないのですが、ゲーム開発という軸で知見をパブリッシュする人が少なかったので色々ポエムを書いたり、LT大会で発表を行ったりしてみました。自分の中でも情報をまとめる機会として機能したので良かったです。

エンジニアチームについて

少人数で出来ることは限られながら、それぞれの得意分野を発揮して地平を切り開いていく、非常にパワーのあるチームでした。なおかつ昔書いた 株式会社キッズスターに入社して1ヶ月が経ちました という記事の「今でも毎日エンジニアチームでお昼ご飯に行っているのですが、なんか モヤさま を見ているようなほんわかな気持ちにさせられるですよね」という空気感はずっと続いていたように思います。

@monry

「もっとUnityについて学びたい、知りたい」と思った時に、勉強会で出会ったのがもんりぃ先生でした。主に開発基盤技術周りの新しい事に対するバイタリティが非常に高く、例えば UnityPackageManager に関しては国内で誰よりも早くアウトプットしていった人ではないでしょうか。

こういうの、経験してきて、精力的に学んできたからこそ書ける記事だと思います。もんりぃ先生はエンジニアチームの職人としても、界隈においても本当に唯一無二の存在です (各社/各チームにこういう基盤を支える人はいるとは思いつつ、数は少なく特にアウトプットを精力的に行なっている人は稀有) 今後も地平を切り開いていくようなカッコいいエンジニアであってほしいという個人的な期待値があります。あと一緒に勉強会周りやれて楽しかったです!完全に理解した勉強会、めちゃくちゃ素敵な機会提供だと思うので、色々落ち着いたらまたやってほしいな〜

@fakestarbaby

ふぇくさん。隣人を幸せにするために動く事が出来る人です。視野を広く持ち、人を気に掛けるということ。こういう動きが自然に出来る人もまた稀有な存在で、とても尊敬しています。キッズスター全体はふぇくさんの動きに助けられているように思います。一方で子ども向けの体験やユーザビリティに対しても深く関心があり、一緒に読書会をやったり、自社アプリのレビュー会をやったのが非常に楽しい思い出です。コドモミートアップ も非常に良かったので、今後も定期的にやっていきましょう!

結構マネジメントとものづくりの間に葛藤が生まれると思うので、だからこそ自己開示を通じて 正しく雪かきを分散する ことでメンバーの自己組織化を促していただいて (ふぇくさんのような動きのできる仲間を増やして) ものづくりや子ども向け界隈のグロースに集中できる環境を手に入れて欲しいというのが個人的な期待値です。

@hanageman

自分の中では聖人です。綺麗な仕事と誰も手を取りたがらないような汚い仕事があった時に「他の人を活かすために」汚い仕事を手に取ることが出来る人です。誰もがふくもんさんの「それやっておきますよ」に救われてきたんじゃないかなと思っています。そこに甘えてしまって申し訳なさもありますが......。知識と経験のバックグラウンドが広く、エンジニアリングとビジネスとマネジメントのバランスが非常に良く取れている稀有な存在です (キッズスターのエンジニアチーム、さては稀有な存在しかいないな?)

ふくもんさんの言うことにハッとさせられたり、背中を押されること、めちゃくちゃ多かったです。個人的にはもっと考えていること、牽いてはチームや組織やビジネスがこうなってほしいな〜という夢のような話をいっぱい話して欲しいなと思っています。というか組織全体がそういうこと話すの控えめなので、そういうのいっぱい話す文化になってほしい。

パートナーの皆さん

キッズスターではフリーランスの方にパビリオン開発をお願いしており、多くの方と一緒に仕事をすることが出来ました。非常に多くのことで助けられ、一緒に働けて良かったと思えるすごい方ばかりでした。色々と至らない点が多く、ご迷惑をお掛けしたことも多かったかと思います。今後も何かしら機会がありましたら、宜しくお願い致します!

キッズスターの所感

そんなに大きくない組織であり、尚且つ組織やチームマネジメントに関してはまだ成熟していない側面があるのでセルフマネジメントが非常に重要だと感じていました。だからこそ個々が持てる裁量が大きく、エンジニアリング以外の分野に手を伸ばすことが出来たのだと思います。LT大会とかほぼ許可取らずに勝手にやってましたし…… なので、そういう環境で色々挑戦してみたい人や、チームビルディング・マネジメントに関心がある人は結構楽しめる環境ではないかと思っています。

自分はキッズスターのプロダクトが好きです。特にごっこランドは凄い価値を提供しているものと考えています。自分自身がこれまで将来何をやりたいか漠然と生きており「もっと子どもの時に選択肢との接点があればいいなぁ」と思っていたので「キャリア教育の第一歩」としてのごっこランドのポテンシャルには素晴らしいものがあると感じています。今後も「子どもの夢中を育てる」「子どもの夢を育てる」プロダクトを息子氏と一緒に楽しみにしています。

キッズスターの皆さんには心からお世話になりました🙇‍♂️

例のリスト

例のリスト、載せてくれ!って声を頂いたのですが、誕生日にいっぱいディグダを貰ったばかりなので今回は控えようと思います。
代わりに、もし良かったらTwitterのリプとかDMとかでメッセージや自分に対する期待値とかもらえると嬉しいです。今後の活力にします!

▲先日にLT大会で「自分に対する評価は自分では正確には分からない」という話をしました。