ぷらこあ

ゆるふわゲームクリエイター / イベントオーガナイザーを目指してます

社内で勉強会を開催し、ファシリテーションについて発表しました

資料

speakerdeck.com

発表のきっかけ

弊社では現在、ふりかえりのファシリテーターを持ち回りで実施している。 ただ「ファシリテーションとは何をどうすれば良いのか?」みたいな部分や期待値を定義せずに雰囲気で持ち回っている状態で、目指すべきベンチマークが存在しないという認識だった。 (自分も上手く出来ているとは正直思っていないが) 何かしらアウトプットすれば部分的にも貢献できる側面もあるかな、と思い、ビルドや作業の待ち時間に資料を作成することにした。

なぜ勉強会という形式にしたか?

資料を公開して終わり、という風にも倒して良かったが、せっかく「ファシリテーター」という題材を扱うので、対面で困っていること等をヒアリング/整理しながら進めたかったから。問いかけをしたり、理解に対する合意形成を取ったり、この勉強会自体のふりかえり(表明じゃんけん)を実施したりした。

今後 / 勉強会を継続したい!

こうして特定の個人が持つ知見について整理して発表する機会を持つと、発表する側も体系的に整理されるので嬉しい。個人的には色々な暗黙知を掘り下げていきたい (ノウハウを自分のものとして優秀していきたい) し、一緒に働く人のことをもっと知りたいので、他の人にも発表してもらいたいし、自分も継続的に発表していきたい。

余談

f:id:lycoris102:20180620090112p:plain

アジェンダのことです

Gotanda.unity #6 in 株式会社オルトプラス @渋谷を開催しました!

Gotanda.unity (ごたゆに) とは?

Gotanda.unity は五反田 のUnityクリエイターによるコミュニティです。 主なコンセプトとして以下のようなものがあります。

  • 企業や個人が持っているUnityノウハウを共有する場として機能する
  • 主に企業や個人にスポットを当てて、各自のプレゼンス(業界における価値や存在感)を向上する機会として機能する
  • Unityクリエイター同士の交流の場として機能する

■ 現在隔月で勉強会を開催しています。コンテンツはトークとLTの2軸で、特にLTは誰でも発表できるようになっています。初めての発表の機会にも是非ご利用いただけるととても嬉しく思います。

■ 初めは五反田近辺で開催していましたが、参加者の規模が大きくなってきたことにより適切なサイズの会場が見つからなくなってきたことや、様々なUnityを扱う会社さんと交流したいという思いから、前回の第5回からは五反田外での開催も視野に入れています。

■ 自分 ( @lycoris102 )とタノシム株式会社より @pinori さんと株式会社キッズスターより @monry さんが中心となって企画/運営しています。

Gotanda.unity #6 in 株式会社オルトプラス @渋谷

gotanda-unity.connpass.com

第6回は 株式会社オルトプラス さんにお邪魔しました! オルトプラスさんはソーシャルゲームの企画/運用 (ゆゆゆい とか SideM とか) からモバイルアプリ向けのセキュリティサービスの開発などを実施している会社さんです。

今まではメインとなるトークにLTを数本というスタイルでしたが、今回はお試しでLT大会を実施することにしました。冒頭にも記載したのですが、ごたゆには 「企業や個人にスポットを当てて、各自のプレゼンス(業界における価値や存在感)を向上する機会として機能する」 ということを目指しているので、多くの人/多くのセクションの人に対して発表していただくのは良い試みになるのでは、と考えてのことでした。

f:id:lycoris102:20180527172154p:plain

実際、今回は多くの方にご応募いただき、オルトプラスさんの枠と合わせて10本のLTを実施することが出来ました。セクションがいい感じにバラけ、ごった煮な感じの会になりましたがいかがでしょうか。

懇親会もとても盛り上がっていい感じでした!🍣

当日の資料など

謝辞

今回快く会場を提供してくださり、当日もお手伝い頂いたオルトプラスの皆様、LTを申し込んでくださった皆様、そして運営を一緒に行っている @pinori さんと @monry さん、本当にありがとうございました...!!

次回について

去年の6月から開催してきたGotanda.unity、次回で1周年を迎えます。今後も可能な限り継続していきたいと考えておりますので、何卒宜しくお願いいたします。何か当イベントに関してご意見/ご感想などありましたら #gotandaunity まで宜しくお願いいたします🙏

おまけ

ブランディングの視点からあまり名前変えたくないなーと思いつつ、五反田じゃないんかい!ってツッコミをもらったり、五反田で新規のUnity勉強会立ち上げにくい状況作っちゃったなーと思ってちょっとなやなやしてます。なやなや。

"Got and a Unity" 好き

UniteTokyo2018に参加してunityroomブースのお手伝いをしました

📝始めに

青木ととです。普段は 子ども向けのアプリを開発する会社 で働きながら Gotanda.unity みたいなコミュニティを運営していたり、個人ゲーム を開発していたりしています。この記事は UniteTokyo2018 に参加した記事なのですが、トークの内容などについては触れていません。完全に個人の感想になります。トークの内容について知りたい人は 資料が上がっているものもある ので、そちらを一緒に見ましょう!

🎞自分とUniteTokyo

自分はUniteTokyoは2014から参加しているのですが、少しずつ参加する立場や目的が遷移してきたように感じています。

Unite2014/2015Tokyo はUnityを始めたばかりで1人の初心者Unityユーザとして参加しました。ユニティちゃんの発表に盛り上がったり、けど難しい発表が多くて全然付いていけなかったり、驚きと歯痒さ、そして楽しさを感じるようなイベントでした。

Unite2016Tokyo は勇気を出して一歩踏み出してみたイベントでした。前日にあったトレーニングデイのTAの募集をしていたので、勇気を出して申し込んでみました。事前講習の(旧)dots.の雰囲気の良さ、当日聞かれたことを答えられなかった悔しさ、それでもいつもお世話になっているUnityに貢献出来たことの嬉しさを感じたのでした。

Unite2017Tokyo からは場所が日航ホテルから国際フォーラムに移動になりました。自分はボランティアスタッフとして参加し、確かIBMのブースでVRコンテンツのアテンドを担当していました。本来は2日間でシフトが組まれるのですが、2日目に息子が熱を出し、敢え無く欠席したことを覚えています。

🤔UniteTokyo2018はどうする?

これまでUniteに参加し、最前面で登壇される人の輝かしさも、それを支える人の輝かしさも知っていて、憧れを感じていました。TAやボランティアスタッフの参加も「あの一員になれたら....!!」という想いからで、今年は無理でも今後、何かしらの形で関わっていきたい!そんな旨のツイートをしました。*1

まさか、その半日以内に UTJの池和田さんからDMを頂きまして「unityroomのブースを出すのだけどアテンドお手伝いしてみませんか?」というお誘いを頂くなんて思ってもいませんでした (恐らく上のツイートとは関係無くタイミングが良かっただけなのですが、完全にビビりました) 二つ返事し、その後 unityroom の管理人である @naichi さんともご連絡を取り、自分の今年のUniteの参加の方向性が決まったのでした。

🎮自分とunityroomと1週間ゲームジャム

無料ゲーム投稿サイト unityroom - Unityのゲームをアップロードして公開しよう

unityroomはWebGLでビルドしたUnity製のゲームを投稿できるWebサービスです。unityroomは誰でも気軽にゲーム投稿出来ることをコンセプトにしており、ゲーム作りのきっかけづくりとして「Unity1週間ゲームジャム( #unity1week )」のようなイベントも定期的に開催しています。

さて 1年前の話になりますが、自分がunityroomを知るきっかけとなったのがまさに #unity1week だったのです。自分は長期的な開発を継続することが出来ない惰性な自分は、短いスパンで期間が決まっている方がアウトプットを出しやすい傾向にあります。なので #unity1week は自分にとってピッタリな企画でした。

#unity1week は様々な変化を自分にもたらしてくれました。Unityおよびゲーム開発者の知り合いが圧倒的に増えました。自分に自信を持つことが出来るようになりました。今の会社に就職出来たのも、きっと #unity1week の作品がポートフォリオとして機能したという側面もあってのことだと思います。今回のUniteでのお手伝いも unityroom および #unity1week があってのこと。何かしら恩返しできたらなぁ、という気持ちで臨もうと思っておりました。

😷胃腸炎になった

GWは実家(新潟)に帰省しようと思っていたのですが、息子が胃腸炎になり、さらにそれが自分にも感染るという自体が発生しました...。熱が39度も出て吐き気と腹痛にうなされ「これ本当にUnite参加出来るのか...?」とまで思いましたが、何とかGW明けまで回復することができました。危なかったーーー! (しかし、去年子どもが体調を崩して保育園まで迎えに行った実績を解除しているのでまだまだ安心はできない状態)

🏢1年ぶりの国際フォーラム

有楽町は家から京浜東北線で1本なのでめちゃくちゃアクセスが良い! でも複数の棟に分かれていて、上下に移動することが多いのでホテル日航ダンジョンより攻略難易度は高いと思っております!

🖥unityroomブースでのアテンド

unityroom/ProBuilderGameJamのブースはこんな感じでした。グッズ販売/企業出展の前で行なっておりましたが、皆さんは気付きましたでしょうか。unityroomには現在 約1800個のゲーム がパブリッシュされています。全てのゲームの中から探してもらうのは大変、ということもあり、今回はUnityやゲーム開発に所縁のある凄いメンバーからオススメ作品を選出して頂き、UniteTokyo2018限定のインターフェースで公開しておりました。

(途中ブース展示や講演に参加させていただいていた関係もあり) 2日間を通じてどのくらいの人が訪れたのかは認識出来ていないのですが、それでも多くの人が足を止めてくれました。専門学校の先生から「授業で使える?」みたいな相談もあったり、普段からunityroomに投稿していらっしゃる方が訪れてオフ会のような雰囲気になったり ... 自分も色々な人とお話が出来てめちゃくちゃ楽しかったです。

個人的には東雲めぐちゃんのゲームを作った方が、東雲めぐちゃんにオススメされていることを知ってめちゃくちゃ喜んでいたのも印象的でした。

✨オススメ作品として選ばれた衝撃

上記にも記載をしたのですが、今回はUnityやゲーム開発に所縁のあるメンバーからオススメ作品を選出して頂きました。今回なんと自分の作品を4名の方にレコメンドして頂きました!一條さんも、和尚さんも、kanさんも、にょりさんも ... 雲の上のまた上のような存在の方々なので、こういう風に言っていただけるのは本当に嬉しすぎました。ありがとうございました!

*2

実際何名かの方に自分のゲームをプレイして頂きました。自分はゲームをプレイしていただくときには始めは何も説明せず、何をするのかを見るようにしています。なるべく操作が直感的で、ルールが分かりやすいものを目指してはいるのですが、やはり意図が伝わらない箇所が多く、自分個人としても非常に学びのある時間でした。

🏖今年も Unite を満喫する

アテンドのお手伝いをしながら、トークを聞きに行ったり、ブース展示を見に行ったり、パーティに参加したりしていました。

naichi さんや むろほし さんに付いて行って質疑応答聞くのも楽しかった。 心残りとしては「ゲームの中の質感」を列の長さから諦めてしまったこと... 立ち見でも後から入って見ればよかった...

👥最後に

今年のUniteTokyoはこの1年自分に起きた変化を実感するイベントでした。 unityroomを運営する @naichi さん、一緒にブースでアテンドした @PafuOfDuck さん 、 @citron_114 さん、@ni26mu さん、@poi_parfait さん、@tooth68549582 さん、@mixsandwichdx さん、そして Uniteを毎年企画/運営するUTJの皆さん、イベントスタッフの皆さん、めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございました!少しでもお力になれたのであれば、個人的にもとても嬉しく思います。

Unityエンジニアとしても、ゲーム開発者としても、コミュニティリーダーとしても来年までにたくさん成長して、また何らかの形でUniteに関われることを目指したいと思います。いっぱいやる気を貰ったので頑張るぞ!

*1:知り合いのツイート経由で VancouverにあるAmazon S3チームのDeveloperになります · As a Futurist... という記事を拝見したのですが、この中の「言い続ける」という項目に強く感銘を受けました、言い続けていきたい

*2:とはいえ、結構見た目が強い側面もあって、ゲームとしては圧倒的に面白いものがunityroomの中には数多く埋まっています。上述の通りゲーム数が圧倒的に多いので、面白いゲームを引っ張り上げてくるようなレビュアーのような存在が unityroom には必要だなぁ、と考えています。 naichi さんが「開発者だけじゃなくてゲームを遊んでる人にもいっぱい来て欲しい」という風におっしゃっていて、まさにその通りだなぁ、と