ぷらこあ

雑記/ゲームアイデア帳/成果物ぺろり

Unityソリューションカンファレンス 2014

に参加しました。 有給取って完全的に個人的な趣味で見てきた感じで、以下メモ。

とは

Unity - Unityソリューションカンファレンス 2014

ゲーム分野以外のUnityの活用というテーマのカンファレンス。

人間の拡張、スポーツの拡張

【森山和道の「ヒトと機械の境界面」】人と街をスポーツで繋ぐ「スポーツ&テクノロジーラボ」が発足 〜電通国際情報サービス。東京大学・暦本純一氏を招聘 - PC Watch

ここに書いてある話とコンセプトは似ていて、現代は IoT (Interenet of Things) モノがネットワークに繋がる時代だけど、次は IoA (Internet of Abilities) 人の能力拡張にスポットが当たるのではないか、という話が主体。

実例としては ドローンによる視覚の拡張Jackin (人物Aの視点を動的に空間モデリングし、人物Bが生成された空間に「LOOK!」「HERE!」など指示を与えることが出来る) が挙げられていた。

表題のスポーツの拡張に関しては、水中に風景や宇宙空間を映し出すAuqaCAVEHoverBall の紹介があった。

Unityを使った映像コンテンツの作り方

ミクさん可愛いよミクさん
主にクリプトン社のこれまでのUnity×初音ミクの事例紹介集。

イーハトーヴ協奏曲では、今までは演奏に対してミクの映像を当て込んでいたのに対し、同期的に映像を流したもので指揮に合わせてミクさんが踊ったり歌ったりするというもの。テンポの揺らぎに合わせてモーションの再生速度を変更したり、スクリーンから見切れないように端に近づいたら移動速度を落とす等の工夫が行われた。

BUMPと組んだ ray の話は UNITE2014 (注:pdf) で聞いた話と同じものだった。

マジカルミライ2014 大阪 サブステージでのVRにもUnityを使用。♪等のパーティクルの生成/音楽に合わせてキューブの大きさを変更/音楽に合わせて背景映像の回転などの挙動に fuZe VJKit を使用したという。前にどこかでこのアセットの話聞いたのだけど忘れていた...とても面白そうなのでどこかで使ってみよう。

ゲームのちからのVRソリューションへの応用

とにかく外部デバイスの紹介がよくまとまっていた。

VR

  • OculusRift: UnityではPluginが存在するので導入は楽
  • ProjectMorpheus: サマーレッスン(辞書構成とちょめちょめ) Oculusに比べて物理的に重いが解像度高い
  • TaoVisor: スマホ端末をセットして使う 磁石で磁気センサ反応
  • MOVERIO: Android内蔵
  • MREAL: MR カメラ内蔵で現実映像と仮想CGを合成可能 UnityOkuginあり
  • Ovrvision: Oculusにカメラを結合する

VR (撮影/編集)

  • GoPro(6台) + 360Heros: 全方向の動画コンテンツ撮影
  • AutopanoVideoPro: 6画像マージ/全天球動画作成
  • THETA: 全方向の動画撮影コンテンツ

ジェスチャー系

  • KINECT: ver2が公開されている / 骨格検出,音源方向認識,切り出し+背景合成
  • LeapMotion: 手首から先の動きを検出する / Oculus向けのアタッチメントも / Unityプラグインあり
  • Myo: 手首に巻き付けて筋肉の動きを見る / 手を握るとか離すとか
  • RealSense: 手と指、顔の各パーツの検出 / KINECTとLeapMotionの中間ぐらいの位置付けか
  • Tobiiアイトラッカー: 視線,目の動きを検知

移動操作系

  • VirtuixOmni: 輪っかで体の向きを検出/床と専用の靴で動き検出
  • cycle Street: 自転車!!

電子工作系

  • Arduino: ワンボードマイコン / Unityから楽に呼び出せる方法がある(アセット: UNIDUINO) / カラー液晶付きも最近出現
  • Konashi: iOSからBluetoothを用いて通信出来る / Grove拡張ボードと組み合わせると楽しい

ウェアラブル

  • JINS MEME: 瞬きと視線方向を検出出来る / SDKは現在提供なし
  • FUN'IKI Ambient Glasses: / SDKは現在提供なし
  • Band: マイクやセンサ、GPS等 まだまだ情報は少ない

あと最近、ゼンリン社と組んで JapaneseOtakuCity という「これ無料なんか...まじか...」と思うようなアセットを公開したが、何故ゼンリン社がUnityでアセットを出したか、という話も聞いた。端的な話、認知拡大ということで、これは実際にかなり効果があったよう。

VR×Unityによる広告プロモーション最新例

カヤックの天野さんによる Oculus × ○○のプロモーションの事例紹介。

INPEX LNG PROJECT TOUR RIDE: Oculus×工場見学
青木正一さん 1800枚のストリートスナップOculusVR: 写真美術館 x Oculus
アーティストのライブ: ライブ x VJ x Oculus (VJ箇所はLeapMotionも使用)
渋谷で女子高生とバーチャルデートする方法 (ページ最下部): ミニドラマ x Oculus

Oculusとのファーストインプレッションとして「コードもたくさんあって触りにくく、複雑なことを個人ではやりにくい」という点があったため、基本的には付けた瞬間に伝わるもの、説明が必要ないもの、リモコン等が必要ないもの、という意識を持っているとのこと。

学べる未来の遊園地

チームラボ 学ぶ!未来の遊園地

最近ZIPや日テレの番組でよく紹介されていたチームラボの未来の遊園地。一回行ってみたいと思っていたところだったのだけど、Unityだったんだなー。表題に「学ぶ!」と付いている通り、各アトラクション毎に子供に対して学ばせたい要素(テーマ)が決まっているというのが印象的だった。

例えば、天才ケンケンパ では「ゲーム好きな子供」と「外で遊ばせたい大人」のWin-Winを考えた上で、さらに「バランス感覚やパターン認識、協調性」「子供達同士の譲り合い、学び合い」といったテーマが隠れている。

つながる!積み木列車 では「どの積み木をどこに配置すればいいか仮説と検証」「他者の意思も入る環境下での体験(全員の小さな協力が無いと、積み木はいい感じに繋がらない)」という点が考慮されているという話だった。

来年3月までお台場の未来科学館で開催中。近いうちに行きたいなー、でも混んでるだろうなー。

屋内3D測定からUnityなど利用用と似合ったポリゴン変換の取り組み リアルをバーチャルへ

日立ソリューションズの人の話。主にいい感じに屋内をモデリングする話で、取り込んだ後Unityでどういう風にしていくかは今後の課題の様子。
最後にあった個人でも使用出来る3Dスキャナの話は興味あって、この前のUnity温泉で教えてもらった 123D catchと合わせて近いうちに試したいなーと思っている。

  • SENSE: 小型の3Dスキャナー / あとでここを読む
  • acute3D: 写真を3Dモデルにしてくれる君
  • recap: 同じく写真を3Dモデルにしてくれる君

アウトドア等リアル世界とのコミュニケーションを作るインタラクティブなUnityプロダクトの作り方

iStudio社のUnityプロダクトの事例紹介。Unityを事業で使ったことなく「何それ?」状態だったのをとりあえず業務外(会社の部活のようなもの)で実装したのがスタートだったとのこと。TREAD The Moon や GoogleStreetView VR といったプロダクトの紹介がまずあった。

次にモノ作りの考え方について。常に「壁に当たらないようなアイデアだったら、そんなに面白くない」と考え、「壁を越えるときの知見(InteractiveStock)を溜める」ことを意識する。さらにリリースまで短いスパン(短いもので1週間)で回すことで、短期間に有意義な知見がものっそい溜まっていく寸法。時には明らかに見えている壁にも、「今後の為に」と突っ込んでいく。組織の成長をモットーに考えた良い意識だと思うですよ。

表題の"アウトドア"に対する成果物は インタラクティブ閃光玉 天。立体像景物に対するプロジェクションマッピングを使った新しいアウトドア体験の提供を行った。

最後に、クリエイティブソリューションは STORY TELLING (ただ叫ぶだけじゃなくて人を引きつけるストーリー性を持つこと) と SOCIAL GOOD (社会課題を解決数多もの仕組みを持ったソリューションを作る。インサイトを抽出して鮮やかな手法で解決していく) と 答えて、VJして終わった。VJはとてもいい感じだった。

個人の感想

最初、どんなものかなーよく判らんなー試しに行ってみるかなーくらいの気持ちだったのですが、様々な分野の人たちのクリエイティブな活動に興奮出来ました! とりあえず個人の活動として近いうちに手を動かしてやりたいなーと思ったのは以下の通り。

  • (発表でも何回か出た) node.js を使った同期コンテンツの作成
  • ジェスチャー系デバイスをコントローラにしたゲームの作成
  • fuZe VJKitを使用した VJコンテンツの作成

イデア面でも色々刺激を受けたのでもっと発散して行きたいなー
以上、お疲れ様でした。久しぶりのアキバでした。